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 亀井消化器内科クリニック
消化器疾患

消化器疾患

慢性胃炎

慢性胃炎は、胃の粘膜がなんらからの原因で傷つき、炎症を起こしている状態が持続的に繰り返される疾患です。
主な原因としてはピロリ菌とされていますが、精神的に強いストレスがあったり暴飲暴食などで胃酸の分泌過多になり、胃壁を守っている粘膜が胃液によって消化され、炎症する事でも発症します。
症状としては、吐き気、嘔吐、腹部膨満感、みぞおちの痛み、胸焼けなどが、1ヶ月以上に渡り繰り返される場合に慢性胃炎と診断されます。
バリウム造影検査、内視鏡検査などで診断を行います。


逆流性食道炎

胃液や胆汁が何らかの原因で食道に逆流して、食道の粘膜に炎症をきたす症状を逆流性食道炎と言います。
重度の場合、食道潰瘍と診断されます。


ピロリ菌感染症

ピロリ菌は正式にはヘリコバクター・ピロリ菌と呼ばれる細菌の一種です。
この細菌は強いアルカリ性のアンモニアという物質を産制します。
ピロリ菌は胃酸(塩酸)を自身が出すアンモニアで中和しながら活動しますが、このアンモニアは人体組織に対しては強い毒にもなります。
従って、急激に胃痛を起こしたり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の再発を頻回に繰り返したり、様々な悪影響を及ぼします。
統計上、成人の場合70%以上がピロリ菌を持っているとされています。


大腸ポリープ

腹部の膨張や、便秘、下痢などの症状を引き起こします

多くの場合は無症状ですが大きくなってくると腹部の膨張や、便秘、下痢などの症状を引き起こします。
すべての大腸ポリープががん化するわけではありませんし、大腸がんというのは、すべてが大腸ポリープが原因で発症するというわけでもありませんが、ポリープを切除する事で大腸がんの発生を非常に高い確率で予防する事が可能です。


慢性膵炎

慢性膵炎とは、膵臓での慢性の炎症が継続される事によって、膵臓が破壊され、その後に線維化が起こり、元にもどらない状態で膵臓の機能が低下した状態を指します。
持続または反復する腹痛や型器(背中の痛みなど)が慢性膵炎の初期症状で、やがて進行すると、膵臓の外分泌作用(消化酵素液の分泌)の機能不全として、消化不良による脂肪便がみられたり、内分泌作用(インスリンなどのホルモンの分泌)の機能低下によって糖尿病の引き金となる事もあります。


膵嚢胞

膵嚢胞とは、膵臓に袋状に膿胞ができる疾患を指します。
仮性膿胞と真性膿胞に大別されます。
自覚症状が特に無く、ほとんどは良性の場合が多いのですが、稀にある悪性種の場合、がんの原因となる事もあるので正確な診断と経過観察が必要となります。


胆石

胆石とは、肝臓の右下にある胆のうという袋にできる石(結石)を指します。
痛みの無い無症状の場合もありますが、痛みを伴う胆石症になると治療の必要が生じます。
胆石は、結石のできる場所と種類によって呼び方が変わります。
胆のうにある場合は胆のう結石症、胆管にある場合は総胆管結石症、肝臓内の胆管にある場合は肝内結石症と呼称されます。


胆嚢ポリープ

胆嚢ポリープの原因は

胆嚢ポリープの原因は、胆汁内に結晶化したコレステロールが粘膜に付着し、細い棒状になったコレステロール性のポリープを指します。
胆嚢ポリープは多くの場合症状がほとんど無く、小さなポリープなどは見過ごされる事もありましたが近年では超音波検査などで、目には見えにくい小さな胆嚢ポリープの診断が可能です。


慢性肝炎

全身倦怠感、易疲労感(疲れやすい)などの症状

6ヶ月以上に渡り、肝細胞の破壊が持続する病気が慢性肝炎です。
ぼとんどの場合は、肝炎ウイルスが原因で、肝臓の細胞に何十年にも渡りウイルス感染が持続しておこります。
慢性肝炎の代表的なのがB型慢性肝炎とC型慢性肝炎です。
それぞれB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスの持続感染で発症します。

慢性肝炎の多くはほとんど症状がありませんが、長年経過すると全身倦怠感、易疲労感(疲れやすい)などの症状が見受けられますが、多くの場合、血液検査を行なって、GOTやGPTの値が上昇して判明します。


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